過去から現在までの道のり ep4

社会人になって1ヶ月が経とうとしていた頃。

この頃くらいから、店長にキツく物事を言われるようになってきました。

今となって考えれば、私を育てる為に言ってきた言葉なのかもしれないが、もちろんその時の私には、そんな考え方が出来ませんでした。

朝礼の後、毎回決まって「じゃあ最後に〇〇さん一言」と、冗談混じりで私に振ってきたり。

ミスをしてしまい「すいませんでした」と謝れば、「じゃあ仮屋崎風に謝罪して」とか。

全くもって笑えないし意味のわからない、イジリ方をされたり。

とにかくただ一言、私はこの人のことが嫌いでした。笑

 

そんなある日、体調が悪く仕事中に立っても居られないくらいしんどくなってしまったので、店長に「すみません、熱っぽくて立っている事もしんどいので早退させて頂けないでしょうか?」と、申し出ました。

すると返ってきた言葉は「体調が悪いんじゃなくて精神的な所からじゃないの?だから、家事と仕事の両立なんて無理だよって言ったよね。おままごとじゃないんだし、ここは学校でもないから、そんな簡単に早退できるものじゃないないからね」と言われました。

 

私は、バックヤードで一人泣きながらその日を耐えました。

結局この日、家へ帰って熱を測ってみたら39度近くも熱がありました。